◆和食特集：国家維持の文化遺産

2021.12.17

　「和食：日本人の伝統的な食文化」が2013年12月4日、ユネスコの無形文化遺産に登録され、今年で8周年を迎えた。8年のうちに人口減と超高齢化が進行。経済成長でも遅れて無資源国ならではの物価上昇が顕在化し、今後の食糧供給の暗転は明らか。低迷する食料自給…続きを読む

フォーカスin：湯浅醤油・新古敏朗社長　伝統・革新で世界一の醤油屋へ

2021.12.17

　【関西】日本の醤油発祥の地、紀州湯浅で世界一の醤油造りに奮闘する湯浅醤油。杉の大樽で長期熟成の天然醸造醤油を造りながら、斬新な醤油調味料も開発する。代表の新古敏朗社長は地元小学校で2年がかりの食育活動をする一方、中国で11、12日に開かれた国際会議で…続きを読む

ミヨシ油脂、プラントベースで牛脂を再現　「botanova」から商品化

2021.12.17

　業務用加工油脂大手のミヨシ油脂は、植物性原料のみで動物性油脂の特徴を再現した食用油脂ブランド「botanova（ボタノバ）」から、新たに「牛脂」の風味を再現した「植物のおいしさ　牛脂風味」を商品化し、12月から順次提案している。独自の香味と呈味技術を…続きを読む

農水省、対話の場「円卓会議」新設　食品各界トップを多数招集

2021.12.17

　農林水産省は16日、異例の規模の広範な食品企業トップを招集して「持続可能な食料生産・消費のための官民円卓会議」の初会合をオンライン形式で開いた。「円卓会議」は同省の長期計画「みどりの食料システム戦略」の実現に向け、意見交換や議論など対話の場として新設…続きを読む

三菱食品、22年4つの需要創出キーワードは「プラ新法」「男飯」など

2021.12.17

　三菱食品の小山裕士マーケティング本部長は、22年の食品業界の需要創造に向けたキーワードとして「プラスチック新法案への対応」など四つを示す。新法案対策には使い捨てしないシリコン製保存容器の活用提案を挙げるほか、個人の嗜好（しこう）や健康状態に合わせてカ…続きを読む

濃厚な泡に満足気な北川景子の表情にも注目【食品系CM 商品好感度ランキング】

2021.12.15

CM総合研究所によると11月5日〜19日に放送された食品系TVCMのうち、CM好感要因「商品にひかれた」で1位になったのは女優の北川景子を起用した「ブレンディ」（味の素AGF）だった。ランクインしているCMは、どれも消費者の多様なニーズに応え、変化に寄…続きを読む

「あたためスイーツ」が進化　SNS映えや巣ごもり需要にもマッチ

2021.12.11

寒くなると、毎年「あたためスイーツ」の販売が活発化する。チョコレートケーキのフォンダンショコラは定番だ。そのままでも食べられるが、オーブントースターなどで加熱すると、中のチョコレートが溶けて熱々な状態になるのが定番の食べ方だ。今年はあたためスイーツのバ…続きを読む

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